高温多湿を防ぐ、木の秘密

• 日本の夏はムシ暑くてジメジメ。高温多湿は害虫が喜ぶイヤな環境です。
• この高温多湿を防ぐことができれば、イヤ～な害虫の繁殖も最小限に抑えることができます。
  木の家は、自然の力で高温多湿を防いでくれるから安心です。
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木は自然の除湿機--その秘密は「調湿作用」

• 木は、まわりの湿度を感じ取り、水分を吸ったり吐いたりする「調湿作用」があります。つまり、まわりの湿度が高くなると水分を吸い取り、余分な湿気を取り去ってくれるわけです。まさに木は自然の除湿機。エアコンなどの機械と違い、湿気を取りすぎることもないから安心です。常に過ごしやすい環境を作り出すために木も働いているのです。

木は涼しさも運んでくれる--その秘密は「断熱性」

• 木は、熱を伝えにくいという性質も持っています。まわりの温度変化に強く、影響を受けにくいのです。夏の暑い日、外の気温がグングンと上がっていっても、木はあまり影響を受けません。暑い日に木にさわってみてください。ヒンヤリとしたカンジを受けることでしょう。つまり、外が暑くなっても木に囲まれていればあまり影響を受けずにいられるのです。また、暑い時は木は涼やかな印象をまわりに与え、不快感を和らげてくれます。暑い夏に木の家で自然の涼しさを肌で感じる。木の家はノスタルジックな雰囲気さえ漂う懐かしさと優しさも秘めているのです。 

• 木の家は、「調湿作用」と「断熱性の高さ」の特徴をフルに活用して、私たちの生活を怖い害虫から守ってくれる頼もしいパートナーなのです。

脱アレルギー！木でダニを防ごう

• 住まい環境もアレルギーの原因の１つです。
• アレルギー性気管支ぜんそくの50％～90％が家の中に巣くうダニによって引き起こされていると言われています。
• ほかにも、鼻炎や皮膚炎など、ダニが私たちの健康をおびやかしているのです。
• この恐ろしいダニの繁殖を防ぐために、木材を利用することはとても有効な手段なのです。

木は、ダニの繁殖を許しません！

• ダニは、湿度75％～85％がもっとも繁殖しやすいと言われています。木は、「調湿作用」で室内の湿度を程よく保ってくれるので、ダニの繁殖を抑える環境を作り出してくれます。また、カーペットの床を木の床に変えたらアレルギーが治った、という事例も数多くあります。これは、木の表面はダニの繁殖に向いていないことと、木の成分に殺ダニ作用があるからなのです。
  
  大切な家族が安心してくつろげる空間づくりには、木は欠かすことの出来ない重要なアイテムなのです。
  
  ●カーペットには、１㎡あたり300～1000匹のダニがいると言われています。これは、木材の10～50匹に比べ、なんと170倍も高い値なのです。
  ●木の家　+　お掃除上手で害虫を追い出そう！木が持っている「調湿作用」と「断熱性」で空気環境を整えたら、ちょっと手を加えてあげるだけで、さらにクリーンな住まいづくりを実現できます。
  
  ホコリは棚や照明器具などにたまりやすく、また、空気の動きの少ない部屋のすみや家具の裏にも積もっていきます。ホコリはダニの好物です。コマメにホコリを取り去ってあげることで、さらにダニが住みづらい環境を作りましょう。
  木の床は雑巾がけをし、タタミは掃除機でお掃除。布団やカーペットは日干しにしてホコリを叩きだしてしまいましょう。
  
  木の効果とポイントを抑えたお掃除で、アレルギー対策は万全です！